周囲からはまだ早いと言われますが、40代後半になってお墓のことをそろそろ真剣に考えなければいけないと思うようになりました。最近気になっているのが樹木葬です。樹木を植えて墓石の代わりにするそうですが、自然に還る気がして安らかに眠れそう。費用も安く抑えられるそうです。現代のニーズに合う新しい形の弔い方だと思うのですが、夫は、樹木葬は言ってみれば合同葬に近いので、できれば避けたいとのこと。
お葬式についても、私の時はごく少数の、本当の家族だけの家族葬にしてほしいと思っていますが、夫の意見では、せめて親戚には声をかけて集まってもらった方がいいというのです。お葬式の後で連絡をしたとしても、位牌に手を合わせたいという人もいるだろうし、その応対で却って手間がかかることになるし、お葬式をする慌ただしさで残されたものの気がまぎれ、悲しみが和らぐ効果があるんだとか。
自分のお葬式を家族葬にするかは、生きているうちに自分で決めておきたいと思うのですが、なかなか難しそうです。