大切な人のお見送りにできること

「お葬式」それは、あまり向き合いたくない話題ですよね。

私の家族もどこかその話題を避けているところがありました。

人の死について話し合うことが不謹慎だという考えがあったのでしょう。

私の祖母の話になりますが、高齢のため老人施設に10年ほどお世話になり、長寿を全うし100歳であの世に行きました。

高齢の祖母がいるにもかかわらず、葬式の情報を以前から準備しておらず、幸い知人の知り合いの業者を使わせていただくことになったのです。

身内の葬式をするのは初めてで、何をどうしたらいいのか、あまり理解せずに業者の誘導で葬式が行われました。

その時の家族は、喪主以外はバタバタして料理の手配、来客者の対応で忙しくしており、祖母のお見送りを落ち着いた気持ちでできなかったのが心残りでした。

私はこのことから、次、大切な人をお見送りする時は、本当にお見送りされるひとの望む葬式にしたいので、事前に話し合い要望を聞いておこうとおもいます。